日本横断出発!初日は、失敗の連続……【ママチャリ日本横断企画】
【ママチャリ日本横断 No.2】いよいよ出発!
ママチャリで日本を横断しようと決めたのは、去年の8月。
仲間も一人見つけ、大学を卒業する前に自転車で日本一周行けるところまで行こうと話をしておりました。
出発予定日は、2月上旬。
大学の授業が終わり、後顧の憂えなく出発しようと計画を立てました。
1月に入ると、行けなくなったと言う友人。
路頭に迷う私。
1か月そこら、人に会わない生活よりも今のうちに友達に会いまくっておいた方がいいのかもしれないと揺れ続ける私。
いや、今しかできないことをするべきだと振り切る私。
とりあえず、2月9日を出発日にしようと決めて、
何があっても、始めると決意した。
やめたくなれば、23区にいるうちに引き返せばいいのだからと逃げ道を確保しつつ当日を迎えるのであった。
いきなり失敗
初日のルート予定は、
当時、墨田区に住んでいた私は東京でも東の方からのスタートになったのですが、
スタート前は
- 一周は無理でも行ける県は全部巡る!
- 行きたい名所は全部巡る!
- おいしいものは全部食べる!
そんな気持ちでいっぱいでした
頑張れば行けるだろうと、時速もアベレージで15~20は出せるだろうと皮算用して
1日120キロから150キロは進むつもりでルートを考えていました。
朝も、8時までには起きて出発して18時~19時くらいまでには切り上げるという目標を立てていました。
1.第一の失敗
そして、幸先の悪いことに寝坊という失敗をかまします。
先ほども言った通り、8時の出発をこころがけていましたが
「いつでもやめればいいんだ」という心の余裕からか10時出発になるという失態。
こんな調子で大丈夫なのか?
2.都内脱出までは快調
最初は、新宿まで出て甲州街道に入り、相模原を経由して、富士五湖を目指す計画でした。
普通ならば1号線をずんずん行けばもうちょっと楽なんだろうと思いつつも
富士五湖は絶対に見たい!
山梨をどうにかルートに組み込まないと!
となると、こういうルートしかなかったんですね。
東京都を脱出するのが意外に長かった。
それでも、ほとんど平坦な道なので時間を気にしつつ
めちゃくちゃにこいだりしながらもいいペースで来ていた予定でした。
3.地獄の相模原
東京を脱出したのは、2時間遅れのスタートでも予定より少し遅いくらいでした。
このペースならば、河口湖につくのもそこまで遅くならないだろう。
そう思っていたのも束の間、長くてアップダウンの多い相模原につかまってしまいました。
東京を脱出した瞬間、神奈川は軽い通過地点と思っていたので一瞬で山梨に入るだろうと思っていました。
政令指定都市だしそこそこ栄えてるだろうから自転車も楽だと思っていました。
山梨の標高をなめていましたね。
そこに向かう道すがら、相模原が楽なはずがないんです。
東京をめちゃくちゃに漕いだりしていたつけがここにきてやってきて、
体の節々が痛み始めました。
1日目からもう一切漕ぎたくないと思うくらい体を痛め、
真っ暗な山道を進むのは非常に怖く
帰ってしまおうかなと思うことも多かったですが、
ここまで来ると帰るのも体的にしんどい。
とりあえず、1泊して帰ろうとか考えたりするものの
山道に泊まるところがほとんどありません。
1日目から泣きそうになりながら結構漕いだしそろそろ山中湖くらいにならつくだろうとか思ってた頃に現れたのが
湯川屋さんでした。
もっと頑張って、距離を稼ぐか
ここであきらめて、一度休憩を取るか
かなり迷いましたが、体力と精神力の限界が来ていたので
素直に泊まることに。
想定していた宿泊費よりもちょっと高くついてしまいましたが、
翌日のことを考えたら仕方のないこと。
正直、この選択は大正解でした。
無理しないで、今日はもう無理というタイミングでやめる。
これが、この旅を続けるコツだったと思います。
無理が一番いけない。
意外と1日に進めない。
結構余裕を持った計画を立てる。
それが初日にわかってよかったと思います。
そして、翌日知ることになるのですが
私はまだ山梨にも入っておらず
山中湖に到着するのも想定よりもかなり時間がかかるのでした。
それはまた別の話。
次回は富士五湖・心霊体験編
次回は、サイクリング2日目「富士五湖・心霊体験編」です!
お楽しみに!
第1回はこちら↓
sampo-samper-sampest.hatenablog.com
このブログは、
これからも散歩の新しい形を提案していきます。
やってほしい散歩や、紹介してほしい場所があれば
リクエストをいただければ、紹介いたします。
れでぃお