【散歩 No.1】一駅散歩
散歩の最小単位「一駅」
散歩好きのみなさん、散歩との出会いはどこであっただろう。
私は、この一駅散歩だ。
文字通り、一駅分だけ歩く散歩だ。
一駅はなんでもいい、バス停でもいいし、電車でもいい。
できればあと一つ具体例を出したほうが、言葉のリズム的におさまりがよくなると思うのだが、駅という制度を採用しているのはこの二つと竹内まりやくらいのものだろう。
その一駅間を歩くというのがこの散歩だ。
シンプルイズザベスト。
散歩デビューは一駅散歩だったという人は多いだろう。
かくいう私も、一駅分の運賃をけちることを始めていたら、
いつの間にやら一桁駅分くらいは、節約と称して歩けるようになっていたものだ。
特に都心はこの一駅散歩が非常におススメだ。
いくら迷おうが、疲れようが、すぐに新たなる駅にぶつかることができる点も魅力であるし、
なにより、都心は駅間が短いだけではなく、その短い間にもそこそこの魅力的な出会いも待ち受けているという点がいつしか我々の足を散歩に向かわせるのではなかろうか。
地方のJRともなってくると途方もない一駅も存在するが、
多少長いなぁーってくらいの駅間であったら歩いてしまっても疲れない。
なぜなら天井が決まっていると人は安心するものなのだ。
どんなに疲れても、
「まあ、一駅だけだし、そろそろつくだろう」
という根拠のない自信がついてまわるだろう。
おススメのプレイングスタイルは、
まずは都心の地下鉄駅間をせめる。
お店も充実しているのでチャレンジしてみてほしい。
定期券を持っている人は、定期範囲内の降りたことのない駅などで一駅散歩をしてみるといい。
意外と自分の使っている定期券が便利になる日が来るかもしれない。
あるけて、お金も浪費しない、そして、意外と歩きごたえもある。
一駅散歩から初めて、徐々に二駅、三駅散歩という風に広げていってはどうでしょうか。